リアルな描写と高い戦闘性アクションが魅力の【Apex】。
世界的にも人気のFPSゲームですが、プレイヤーからは、「重くて思うように楽しめない」といった声が聞かれます。
キャラクターの動きがカクカクとぎこちなくなったり攻撃が成功しなくなったりと、ゲームの進行や結果に影響が出ることもしばしば。
重くなる原因がわかって事前に対処できるとしたら、ストレスなくApexを楽しめて言うことなし、ですよね。
そこで今回は、Apexが重くなる原因を徹底紹介します。
あわせて、Apexを軽くするための対処法もまとめていますので、いつもApexが重くて困っているという人はぜひ試してみてください。
【Apex】なぜ重くなる?
Apexが重くなる原因として、プレイヤー側が対処できるものとできないものがあります。
対処できないものについてはプレイヤーにはどうしようもないので、状況が改善されるのを待つしかありません。
一方、対処できる原因で在れば、適切な対処法を試してみることで、ゲーム環境が改善されゲーム進行が快適になるでしょう。
また、重くなる原因は一つと限らないことも。
複数の原因が重なっている場合もありますので、まずは、可能性のある原因を知ることから始めてみましょう。
対処できる原因
先に述べたように、プレイヤー側で対処できる原因であれば、後に紹介する対処法を試してみることで改善される可能性が高いでしょう。
また、複合的に原因が絡み合っている場合も考えられます。
確認画面をチェックしたり設定画面を開いてみたりして、自分のゲーム環境に当てはまるかどうかを照らし合わせていくと良いでしょう。
他のゲームがアップデート中
SteamやOriginにはApex以外のゲームも豊富。
楽しんでいる人もいるでしょう。
実はSteamやOriginではゲームのアップデートを自動で行うよう設定されています。
つまり、自分が知らないタイミングで、バックグラウンドでアップデートがかかっているかもしれないということです。
もしApexをプレイ中に始まってしまうと、パソコン側の処理が追いつかずゲームの動作が重たくなってしまうことがあります。
可能性がある場合は、プレイ中は一時的に中断しておくと良いでしょう。
パソコンのスペックが低い
Apexをプレイするには、パソコンのスペックも大事。
古いパソコンなどであまりにスペックが低いと、ゲームは重くなり、動作が鈍ります。
Apexには最低限網羅したい必要動作環境と、快適にプレイできる推奨動作環境があります。
必要動作環境では、Apexをプレイすることは可能です。
しかし、ゲームの魅力を最大限楽しみたいなら推奨設定をクリアしておきたいところ。
Apexに最適なスペックは公式サイトに記載されています。
確認してみて自分のパソコンがスペック不足なら、新しいゲーミングパソコンの購入を検討してみるのもいいかもしれませんね。
ゲーム内設定が負担
Apexにはゲーム内の設定項目が多くあります。
その設定内容によっては、パソコンに負荷がかかり、動作を遅らせてしまうものもあるのです。
特に気をつけたいのが、グラフィック設定。
Apexはゲームの性質上、グラフィックはあまり精度を求められない傾向にあります。
実際、グラフィック設定を下げたからといって、動作にはなんら影響はありません。
あえて低設定でプレイするプロゲーマーもいるほど。
不要な設定を下げるだけでもゲームは軽くなり、動作環境も良くなりますよ。
OBSによる配信の影響
OBSとは正式にはOBS Studioといい、ライブ配信用のソフトのこと。
さまざまな動画配信サイトに対応可能で、Apexでもゲーム実況などに使用されていたり、とても人気のあるソフトです。
ただ、OBSを利用する場合、パソコンのスペックが低いとパソコン自体が重くなり、動作に影響が出ます。
OBSが原因で重くなるのは、パソコンのスペックが配信に耐えられないかOBSの設定自体が高設定になっているかのどちらかが考えられます。
スペックが追いついていないようなら、配信は諦めるか、パソコンを高スペックのものに買い換えることになるでしょう。
ネット回線が対応しきれていない
Apexに限らずオンラインゲームを楽しむには、安定した高速回線が必至。
快適な動作環境には安定したインターネット回線が必要だからです。
また、自宅のWi-Fi環境は通常であれば十分快適なのですが、オンラインゲームには不向き。
無線接続は電波が不安定で、壁や床など障害物の影響も受けやすいため、安定性に欠けるからです。
継続してApexを楽しみたいなら、無線接続よりも有線接続が断然おすすめ。
有線接続なら、回線の影響で動作が重くなることも避けられます。
対処できない原因
Apexが重い原因の中には、プレイヤー側ではどうすることもできない場合もあります。
主催者側の対応や、環境が改善されるのを待つしかない、というのが実際のところ。
では、プレイヤーが対応できない原因にはどのようなものが考えられるか見ていきましょう。
一時的なアクセス集中
Apexでは、アップデート直後や新シーズンが開催されるタイミングでサーバーがダウンすることがよくあります。
待ちわびた多くのプレイヤーが一気に集中し、サーバーに負荷がかかりすぎるためです。
仮にログインはできても、動作が重く、マッチングもうまくいかないことは珍しくありません。
この場合は、アクセスが落ち着くのを静かに待ちましょう。
しばらく時間を置いてみるか、あるいは何度もログインを繰り返していればタイミングよく先に進めるかもしれませんよ。
場合によってはサーバーを変更する方法もありますが、必ずしも得策とは言えません。
時間帯による混雑
東京サーバーに限定しますが、夕方から夜にかけてはプレイヤー人口が増えるため、サーバーが混雑しやすい時間帯です。
ダウンしないまでも、サーバーは混雑するだけでゲームは重くなります。
また、マンションなどの集合住宅では複数の世帯で同じ契約回線を使うことになり、プレイヤー以外にも回線利用者が増えることから、時間帯混雑が発生しやすいと言えます。
集合住宅の場合は、個別に通信回線を引くか、管理者にかけ合って回線を変更してもらう以外方法はありません。
【Apex】軽くするための対処法7選!
さまざま原因によりApexが重いときは、軽くするための対処法を実践してみましょう。
ひとつ目の方法だけで解決するかもしれませんし、いくつか試してみないと改善しないかもしれません。
中には、費用がかかるものもありますので、しっかり検討されてお試しください。
対処法①ゲーム内設定を下げる
Apexのゲーム内設定には、設定を下げても影響のない項目もあります。
先にもお話ししたように、グラフィック設定はその代表格。
ゲームを快適にプレイしたいなら、画質は下げておきましょう。
下げたからといって、ゲームの進行に悪影響はありません。
対処法②ストレージ容量を増やす
パソコンの空き容量が不足すると、パソコンが重くなり動作が鈍くなります。
不要なゲームデータやファイルを整理し、ストレージに余裕を持たせておくと安心です。
対処法③通信環境を見直す
不安定な通信環境では、動作が重くなりキャラクターがカクカクします。
同様に相手からも自分が変な動きに見えたり、瞬間移動のような違和感を持たれることも。
悪意がなくても印象は悪くなるので環境は改善しておきたいものです。
通信環境については、以下の点を見直してみましょう。
- 無線接続ではなく有線接続
- 高速回線への乗り換え
それぞれについて詳しく解説します。
無線接続から有線接続に変更
無線接続では通信が不安定になりやすく、動作がカクカクしたり途切れたりしがち。
ApexのようなFPSゲームでは通信の安定性が重要になるので、味方や相手に迷惑をかけないためにも、自分の通信環境は安定させておきましょう。
そのためには、有線接続が最適。
安定した高速通信が期待できます。
高速回線に乗り換える
有線接続からさらに通信環境を良くしたいなら、回線そのものを変えること。
光回線であることはもちろん、オンラインゲームに特化した回線が数々提供開始されています。
予算や住居環境などさまざまな条件があるでしょう。
場合によっては、初期費用や工事費がかかることも。
決して安価な対処法ではありませんので、入念な検討のもとゲーム専用回線への乗り換えをおすすめします。
対処法④サーバーやプレイ時間帯を変更する
サーバーが混雑して動作が遅くなっているときは、サーバーを変更する方法もあります。
東京サーバーと比較的似た環境を求めるなら、台湾サーバーがおすすめ。
Ping値も大差ないので、プレイしやすいでしょう。
もちろん、その他の海外サーバーに変更してもいいのですが、変更先によっては逆にPing値が高く、よけい動作が重くなってしまうことも。
サーバー変更をするなら、事前に変更先を検討してからのほうが良さそうです。
また、プレイする時間帯を日中に変えてみるのも良い方法です。
特に東京サーバーの場合は、プレイヤーの大半が夕方から夜にかけて集中します。
そのため時間帯混雑が起きて動作に影響が出るのですが、逆に日中は比較的空いているようです。
時間の融通がつくなら、プレイ時間帯を変えるだけでもゲームが軽くなる可能性が高くなります。
対処法⑤OBSの設定を変更する
ゲーム実況にも使われる人気の配信ソフトOBS。
そのままの設定で使用していると、パソコンに負荷がかかりすぎて重たくなってしまいます。
そこで、できるだけ軽くするために、設定を変更しましょう。
OBSのおすすめ設定変更の手順は以下のとおり。
- 設定の「出力」を開き、次の項目を変更する
・エンコーダ:NVENC
・ビットレート:3000Kbps(より以下にする)
・プリセット:Performance - 設定の「映像」を開き、次の項目を変更する
・解像度:1280×720
・fps:30
特に、あまりパソコンのスペックが高くない場合はOBSの設定変更をおすすめします。
また、そもそもパソコンがOBSによる配信に耐えられないようなら、パソコンを買い換えるかOBSを諦めるしかありません。
対処法⑥Origin In-Gameを無効にする
Origin In-GameはApex起動と同時に立ち上がるOriginのツールで、フレンドとのチャット機能などが魅力です。
ただ、起動中はCPUに負荷がかかります。
特に使う目的がないのであれば、設定を無効にしておきましょう。
手順としては、Originアプリを開きログインし、設定画面からOrigin In-Gameをオフにします。
対処法⑦不要なアプリを落とす
Apexをプレイするときに他のアプリが起動していると、動作が重くなります。
特に動画配信や音楽再生アプリは負荷が大きいので注意が必要です。
不要なアプリはオフにしておくといいでしょう。
また、パソコンにインストールしているセキュリティソフトも、Apexの動作に干渉することがあります。
こちらも一度終了させてみるとはっきりしますが、オフにしている間はセキュリティ機能が停止することも理解しておく必要があります。
プレイ後は必ず再度起動させることを忘れずに。
どうしても起動させておきたいアプリがある場合は、タスクマネージャーを開き、Apexの優先度を上げて対応しましょう。
【Apex】おすすめ高速回線は「hi-ho with games」で決まり!
Apexをストレスなく楽しむなら高速光回線がおすすめです。
特に、オンラインゲームに特化したゲーム専用回線がぞくぞくと増えています。
その中から、「hi-ho with games」をご紹介。
hi-ho with gamesの主な特長は以下のとおり。
- 専用帯域で時間帯混雑も無縁
- 常に低Ping値をキープ
- 今なら1か月間月額無料
- ゲーミング専用Wi-Fiルーターのオプションあり
hi-ho with gamesはプロゲーマーお墨付きのネット回線。
月額は新規光回線+プロバイダセットが4,840円(税込)~、プロバイダのみなら2,640円(税込)~となっています。
また、他のデバイスと回線を共有できる「hi-ho ひかりクロスwith games」も用意されているので、ご家族で利用しても快適です。
なお、新規の場合では回線の開通までに1か月~1か月半程度かかることもあるようです。
回線の乗り換えを考えている場合は、早めに申し込むのが良いでしょう。
まとめ
人気FPSゲームApexが重い原因と、軽くするための対処法について解説しました。
Apexが重い原因にはサーバーや既存の通信環境などプレイヤーにはどうすることもできない場合もあります。
しかし、プレイヤー側で対応できる原因も多く、設定変更やアプリの削除だけで環境が改善し、ゲームが軽くなることも多いものです。
場合によっては通信回線を変更したり、パソコン自体を買い換えないといけないこともあるかもしれません。
即決は難しい方法ですので、まずはできるところから対処法を試してみることをおすすめします。
一瞬の判断や行動が結果を左右するApex。
これからもストレスなく楽しめるよう、ゲーム環境もこまめにチェックしていきましょう。