デリバリーフードサービスアプリの「DiDi Food(ディディフード)」のデリバリーをする側のスタッフについて、話させていただきます。
DiDi Foodは、主に大阪が主流のデリバリーサービスです。
なので、大阪に住んでいる方やこれから副業をやりたい方におすすめのお仕事です。
今回は、DiDiフード配達員の給料の仕組みや平均収入などについて詳しく解説していきますので、DiDiフード配達員に興味がある方は是非、一度読んでみてくださいね。
それでは、早速ご紹介していきます。
DiDiフード配達員になるには!?
DiDiフードの配達員としてお仕事をするには、まず配達員専用のアプリをダウンロードし、登録するための情報を入力する必要があります。
ただ、今までのデリバリーのアルバイトスタッフの採用などとはまったく違います。
今までのスタッフ募集などは、働きたいお店に直接連絡をして履歴書を持って面接を受ける。後日採用連絡がこれば、改めて研修を受けてお仕事スタートといった感じでしょうか。
「DiDi Food(ディディフード)」の配達員は、自身でアプリに登録を行い、申請が完了すれば当日からでも仕事がスタートできます。
履歴書の作成や面接、研修など一切なく個人事業主として自分の時間を管理して仕事を進めていくことができます。
そして、時給制の仕事ではなく歩合制なので注文を完了していけば、いくほど自身の給料につながっていきます。また、シフト制の仕事ではないので自分の空いた時間を少しでも使って仕事を稼働させることができます。
DiDI Food配達員の報酬と給料を詳しく解説!ボーナスの実態とは!?
それでは、「Didi food(ディディフード)」配達員の報酬を詳しく見ていきます。
報酬は、以下の5つに別れています。
- 受取報酬
- 受渡報酬
- 距離報酬
- インセンティブ報酬
- サービス手数料
それでは、一つづつ詳しくお話させていただきます。
受取報酬
『受取報酬』とは・・・1注文につき150円
「DiDi Food(ディディフード)」の受取報酬は、店舗でピックアップした商品を注文者に届けた際に発生する報酬の事です。受取報酬は、自転車でもバイクでも、同じ料金となります。
同じお店で、2件分の届け先の注文をピックアップした場合は、受取報酬も2倍!
受渡報酬
受取報酬と同じように受渡報酬も他のお店で2件分の受け取りをして、配達を完了させれば、2件分の報酬がもらえます。
例えば、同じお店で2件分の注文を受け取ったときの受渡報酬、自転車・バイク・軽自動車共通で300円となります。
距離報酬
「DiDi Food(ディディフード)」の距離報酬とは、配達する際に移動した距離に応じてもらえる報酬です。受取のときの移動距離料金と受渡をするときの移動距離料金の合計が「距離報酬」となります。
移動距離の長い報酬の方が1件あたりの報酬が高くなるシステムになっています。
受取距離料金:注文受付地点(実際に自分がいる地点)から、お店までの距離
受渡距離料金:お店から、お届け先までの距離
距離報酬は、バイク、軽自動車と自転車で少し料金が変わります。
・自転車:45円/1km
・バイク・軽自動車:50円/1km
※複数配達をする場合、重複するルートに関しては、計算はされません。
(ダブルでの計算にはなりません)
※「DiDi food(ディディフード)」側のシステムが計算した距離での算出になるため、実際の配達で移動した距離分の報酬が加算されるということでは、ありません。
インセンティブ報酬
「DiDi Food(ディディフード)」のインセンティブ報酬は、大きく3種類にわかれます。
メインインセンティブ報酬
①ピークタイム料金
②クエスト
③紹介インセンティブ報酬
ピークタイム料金
注文が多くなる時間帯に発生するインセンティブ報酬
オーダーの受注状況に対して発生するのでその時のオーダーに対しての配達パートナーの稼働数に応じてインセンティブの報酬が変わります。
インセンティブの金額は100円~400円となっていますが、400円の報酬が発生することも珍しくありません。
インセンティブ報酬の金額は配達エリアによって違う
各配達地域をさらに細かく分けたエリア毎に報酬額が設定されています。
エリアのオーダー状況に応じて報酬額が決定します。
エリア内のオーダー数が多くなっていても、配達パートナーの稼働人数も多ければ報酬額は低くなりますが、逆にエリア内のオーダー数がそれほど多くなくても配達パートナーの数が少ない場合には報酬額が高くなることもあります。
よって、こまめにアプリをチェックして、効率的に稼げるエリアを狙いましょう!
例)自転車で+400円インセンティブが発生していますのでエリアの配達をした場合
(距離報酬は3kmで計算)
受取報酬140円+受渡報酬150円+距離報酬135円+ピークタイム料金400円
=1件あたり925円
1時間で3件配達する事ができれば時給2,775円の計算になります。
クエスト
更に、「DiDi food(ディディフード)」にはクエストと呼ばれるインセンティブ報酬があります。それを活用する事で更に1件あたりの単価を上げる事ができます。
クエストには、下記の3つの特徴があります。
- 対象期間の配達件数に応じて、インセンティブが支払われる
- 日跨ぎ、雨の日、ボーナスクエストの3種類のクエストが存在する
- 配達の拒否率がクエストの発生に関係する
特別クエスト
不定期で開催される期間を設けたクエストです。
例えば、12/26~12/27 10:00~14:00&17:00~21:00に合計配達件数に応じて1日最大で+4600円の特別クエストが開催されます!といった案内が発信されます。
発生のタイミングはなかなか少ないようですが、難易度の低い配達回数で高額なインセンティブ報酬が獲得できます。
配達パートナーの稼働が少ないタイミングや、新エリアのオープンなど会社側が人員不足!と感じた場合に発生しています。
そのため、少ない件数での高額なインセンティブが発生します。
日跨ぎクエスト
基本的に「月~木」と「金~日」の定期的な開催となっています。
この期間中に一定回数の配達を達成するとそれに応じたインセンティブ報酬がもらえます。
例えば、最大90回の配達完了で21,000円のインセンティブ報酬が獲得できるので、これを達成できれば、1件あたり約233円も報酬がアップすることになります。
あまり多い時間稼働していない配達パートナーでも達成しやすい回数の報酬も設定にあるので、「月~木」と「金~日」の曜日を意識して、効率的に活用することをオススメします!
雨の日クエスト
その名のとおり、雨の日に不定期で開催されるクエストです。
雨が降っている日のピークタイムはかなりの高い確率で発生するクエストです。当日の朝にアプリから通知されることが多いです。
雨の日クエストの報酬では最大回数の配達完了させることで、1件あたり100円~200円のインセンティブ報酬が獲得できます。
雨の日はやはり注文の数が増える傾向があるのにかかわらず、配達パートナーの稼働人数が少なくなることが多いので、高い単価でかつ高い回転率を狙う事ができます!
拒否率設定
配達の拒否(一旦受けた配達リクエストをキャンセルする事)がある程度の確率で発生している配達パートナーはクエストの対象外になるので要注意です。
割合が全配達回数の10%未満でないと各クエストは発生しません。
配達オーダーを受ける前のキャンセルは問題ありません。(最初に受けるか受けないか決めるタイミング)配達オーダーを受けたら、基本的には必ず配達を完了させる事が大切です。
プラスαでのインセンティブもあり。
紹介インセンティブ報酬
実際に配達パートナーとして稼働している状況では関係のない報酬となりますが、実際に配達パートナーとしてすでに、稼働している人がこれから配達パートナーとして登録したい人を紹介して「DiD Food(ディディフード)」の設定している条件を満たしたときに紹介インセンティブ報酬が加算されます。
友達同士で、登録を希望している場合などはこちらの紹介制度を利用して、登録をするのがいいですね。
DiDi Food(ディディフード)』の配達パートナーは稼げるのかどうか?
今まで、お話をさせていただいた報酬の仕組みなどを見て他社のデリバリーサービスとのインセンティブを比較して「DIDI food(ディディフード)」の配達パートナーのインセンティブがかなりの水準で高いといえます。
ポイントは、下記の3つになります。
- 効率良く稼ぐためにはインセンティブ報酬がかなり重要!
- クエストを見逃さないようアプリの通知を確実にチェックする!
- クエストは拒否率が関係するので配達拒否はしない事!
インセンティブの報酬は高めに設定されている事が多いので、「DiDi Food(ディディフード)」で効率良く稼ぐためには上記の3点が大切になります!
インセンティブが発生したとして、計算してみると
例)自転車で3㎞の距離のオーダークエストで300円の報酬、+400円のエリアで稼働した場合
受取報酬140円+受渡報酬150円+距離報酬135円+ピークタイム料金400円+クエスト1件あたり300円=1件あたり1225円
最初に計算したインセンティブを考慮しない場合の報酬は、925円でしたが、「DiDi food(ディディフード)」のインセンティブ報酬をうまく活用することができれば、1件あたりの単価が1,225円にすることができます。
また、1時間に3件配達する事ができれば時給計算では3,675円とかなりの高額です。
「DiDi Food(ディディフード)」は、基本報酬だけで計算すると、あまり報酬が高いとはいえませんが、インセンティブ報酬を考慮して計算してみると、結果他社よりも高報酬になります。
また、他社と比べて特徴的なメリットがあります。
DiDi Foodならではのメリット!
新しくオープンしたエリアでも、最初からオーダーの数が多い点です。
「DiDi food(ディディフード)」は、新エリアのオープンからでも、確実に注文者を確保するために、プロモーションをしっかり行っています。
他社のフードデリバリー会社は、とりあえずエリアを拡大し広告を打ち出していたり、始まりました!と弾丸的にプロモーションして注目を浴びさせることが多いように思います。
そのためエリアオープン時にはオーダーが全然ないままに、1ヶ月、2ヶ月経過し、だんだんと浸透しオーダーが増えていくという形になりがちです。
ただ、「DiDi food(ディディフード)」の場合は違います。
あらかじめ、プロモーションをしっかりを事前に行い、お得な期間限定のキャンペーンの告知。それと併用して配達パートナーの募集も実施しています。
ある程度の、地固めを行ってからエリアのオープンに踏み込んでいるようです。
そのため、「DiDi food(ディディフード)」は、「紹介キャンペーン30日以内に30件配達を完了」させるクエストなどの条件を達成する配達パートナーが、他社に比べて、かなり多いです。
また、フードサービスオープンして3日で達成する配達パートナーもいるそうです。
この結果を見ても、導入当社からオーダーの数をしっかりと確保できていると思われます。
配達パートナーにとっては、オーダーが発生しないことは収入にもつながりません。
稼働を開始しても、ただ無駄な時間を過ごすという苦痛となります。
その点も考えて、戦略を立て、運用している点は、さすがトップクラスの会社だと思います。
配達パートナーハブがメリット!
もうひとつの特徴として「配達パートナーハブ」の存在です。
「配達パートナーハブ」とは配達員として稼働するひと向けのコミュニティスペースです。
ここで、配達員の登録説明会を実施していたり、配達時に使用する専用のバックの配布、交換が行われ、配達員同士が顔を合わせることでコミュニケーションをとるためのスペースとして用意されています。
また、配達パートナー向けにイベントなども今後は開催される予定だそうです。
DiDi Foodの給料から報酬の仕組み まとめ
ここまで、「DIDI food(ディディフード)」の配達パートナーについて説明をさせていただきました。いろいろを調べてみて、他のデリバリーサービスアプリでは、オーダーを獲得するための仕掛けとしての告知が多いように思いました。
「DIDI food(ディディフード)」も同じようにお得なクーポンの配布などもちろん実施されていますが、配達員として登録するかた向けへの対応も手厚いように感じました。
コロナ禍で、デリバリーサービスの需要が伸び、いろいろな会社がサービスを開始していますが、他のデリバリーサービスと特色を変えることで今後需要が増えていく会社が残っていくのではないかと思います。
最初は副業として、配達パートナーを始めるかたも多いです。
もし、この記事を読んで興味を持っていただけたなら自身の地域でのサービスが開始となった際には登録をしてみてください。
空いた時間をうまく利用し、ここまでお話させていただいたクエストなども考慮し、効率よくお仕事をしていただけたらと思います。